母は長らくベッド中心の生活で、トイレも一人では行けず、オムツを使う毎日でした。
本人も自尊心を失いかけており、私たち家族も介護に疲れていた頃
看護師資格を持つスタッフさんが、介護タクシーで訪問してくれたのが始まりでした。
移動のサポートだけでなく、母の立ち上がりや足の動きをじっくりと観察し、
「これならこのタイプの歩行器が合うかもしれません」と、的確なアドバイスをいただきました。
数日後には歩行器が届き、母も意欲的に使い始めました。
すると、驚くことに、自分の足でトイレに行けるようになったのです。
オムツも卒業し、表情も明るく、口数も増えていきました。
「私、歩いてトイレに行けたのよ」
そう誇らしげに話す母の姿に、涙が出ました。
介護の負担も減り、私たち家族も精神的にとても楽になりました。
ただ送迎するだけではなく、心に寄り添ってくれる医療スタッフさんがいたからこそ、
この変化が生まれたのだと思います。心から感謝しています。